の責任は すべて葦若

 事件から三日が過ぎた日、
 石動原多万記が 石動原家名代として帝に拝謁を願い出た。
「この度は 皇子様皇女様の護衛を命じられながら、
 痛ましい事故からおふた方を守りきることができなかった事、
 まことに以って 責任を深く痛感いたしている次第にございます」
 多万記は帝の前に出て、 深々と頭を下げたAmway Probiotics
 帝に反応は無い。

「葦若は 若輩で 思慮も浅い未熟者ではございますが、
 仮にも石動原家の当主、 この度の責任は すべて葦若にございますれば、
 いかような処分にも従わせる所存にございます。
 首を刎(は)ねるなり、 火あぶりにするなり、
 お気が済むように ご処分下されたく、 覚悟を決めております。
 さすがに 本人も責任を痛感しての事でございましょう。
 すでに郊外の別邸にこもり、 自ら謹慎しております雅姿 香港
 大変な不祥事ではございますが、
 ご存じのように 我が石動原家は 由緒ある朴家に連なっております。
 どうか 家の存続をお許しいただけますよう、 お願い申し上げます」

 帝は頷くでもなく、 かといって 怒りを顕わにする訳でもなく、
 無表情で聞いているだけだ。
 多万記が 直接帝に拝謁したのは初めての事である。
 目覚ましい事の何一つ無い方だ という評判は知っていたが、
 この反応の無さは 予想外だった。
 息子と娘を突然亡くして 気力が萎えているとしか思えない。
 怒りを覚悟していただけに、 張りつめていたものが少し解けた靈恩派 福音派
 ゆっくりと呼吸を整え、 頭を少しだけ上げてみたが、 帝は無言だ。


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